漆喰を美しく保つには
漆喰のお手入れ
WABIKAの標準仕様でもある壁の漆喰仕上げ。
真っ白で美しく、光の当たり方で表情を変える。さらに調湿効果や防臭効果も持ち、意匠面だけでなく機能面でも優れた素材です。
ただ、その白さゆえに漆喰は一般的に汚れやすいイメージを持たれがちです。
ですが実は、静電気を帯びないため埃の付着がない、素材自体が無機質なので傷まないという特徴があり、思っているよりも汚れにくい素材なのです。
それでも何年も住んでいれば多少は汚れが気になってくるかもしれません。
今回はそういった場合の漆喰のお手入れ方法についてお話します。
手あかや擦り汚れが付いたとき
スイッチ周りなどの手あか汚れは、固く絞った雑巾で軽く汚れをふき取り、消しゴムで消します。スリ汚れは消しゴムをかけるだけである程度は落とせますが、落ちない場合は軽く濡らしたメラミンスポンジでやさしくこすってみてください。
マジックなどの消しゴムで落ちない汚れのとき
細かい目(#400程度)のサンドペーパーで軽く磨いてください。強くこすりすぎると削った部分がへこんでしまうのでやさしく磨くのがポイントです。
コーヒーなどがしみ込んでしまったとき
漆喰には自浄作用があり、徐々に薄くなっていきますが、どうしても気になる場合には#400程度のサンドペーパーで軽く表面をこすりぼかしてください。軽く水を付けた筆などで漆喰を伸ばし、表面に塗りつける方法もあります。
カビが生えてしまったとき
漆喰は強アルカリ性のためカビは生えにくいですが、年月が経つにつれて中性によっていくので、湿気や風通しなどの悪い条件が重なるとカビが生える可能性もあります。
その時は殺菌してあげる必要があるので、風通しを良くして乾燥させてから、エタノールを霧吹き等で吹きかけて消毒をしてください。
ひびや傷について
漆喰はどうしても木材の収縮や地震の揺れによってクラックが入ったり、とがったものをぶつけると傷も出来てしまいます。
ひびや傷はそのままにしておいても機能的に全く問題はありませんが、気になる場合は小さなものであればメンテナンスも可能です。
ひびの部分や傷の部分にチョークを塗り込み、指でぼかしてあげるとなじみます。
大きなひびや傷などについてはなかなかご自身でというのは難しい場合もあるので、
気になる場合は一度弊社までお問い合わせください。
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